そしてはてブは「場」になった

ぶっちゃけ、今のはてなブックマークってニュー速と変わんないじゃん
不満のはけ口としてはてなブックマークのコメント欄が使われているのはしんどいね、という話。
はてなブックマークのコメント欄って何だったかな、と思いながら少しだけ。


はてなブックマークのヘビーユーザ*1のブックマークを初めから追ってみて気づいたのだけど、
初めは、主だったポータルのトップページを恐る恐る無言でブックマーク。
次は、同じようなジャンルのトップページをぽつぽつと、タグだけつけてブックマーク。
次の段階になって、ようやく個別ページ*2のブックマークとコメントが現れる。


ソーシャルブックマークって何だろう、から始まって
ブラウザのお気に入りに登録してあるサイトを恐る恐るブックマークしてみてもあまり面白さがわからない。
よくわからないけれど使い込んでいるうちにはてなブックマークにはお気に入りやタグでつながれる機能があることを知って
「ソーシャル」ブックマークのおもしろさに気づく、
そんな感じだろうか。


ブックマークを重ねるうちに、ヘビーユーザは岐路に立たされる。
自分の心の琴線に触れたものをブックマークし、黙々とコメントを続ければいいのか、
場を読んで気の利いたコメントをするためにブックマークするのか。


そして、ヘビーユーザは気づく。
皮肉を利かせたコメントには自分の感想を単に書いたものに比べるとスターがつきやすく、
揶揄をオブラートで包んだコメントをたくさんするほど、ブックマークの被お気に入り数も増えていくということに。


みんな、何のためにブックマークするのだろう?
まわりのユーザと、緩くではあってもつながっている感覚を得たいため?
それとも、自分があとで読み返すため?

*1:わかりやすい基準としては、ブックマークを2年以上続けている人、1000ポスト以上ブックマークしている人

*2:ブログならPermalinkのこと。