慢心

上り調子のものは、直接見聞きしていなくてもほうぼうで評判や様子を耳にするもの。
注意深く観察していると、以前とは明らかに質が変化しつつあることに気づくことがある。
「実力」がついたように見えるがゆえに脇が甘くなっていたり、密度が薄くなっていたり。
その人の慢心を感じる瞬間である。